2019年7月29日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 根気よく 心に響いた一節を紹介します。 どんなによいことでも、一挙に事がなるということはまずあり得ない。また一挙に事を決するということを行えば、必ずどこかにムリを生じてくる。すべて事は、一歩一歩成就するということが望ましいのである […]
2019年7月22日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 自問自答 心に響いた一節を紹介します。 自分のしたことを、他の人人が評価する。ほめられる場合もあろうし、けなされる場合もある。(中略) だがしかし、やっぱり大事なことは、他人の評価もさることながら、まず自分で自分を評価するというこ […]
2019年7月15日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 世の宝 心に響いた一節を紹介します。 明智左馬之介光春が、堀監物に城を完全に包囲され、今はこれまでと観念したとき、城内にあった数々の秘蔵の名器を場外におろし出し、「あたら灰となすに忍びぬ品々、貴公の手を経て世にお戻しいたしたい。 […]
2019年7月8日 / 最終更新日時 : 2019年7月7日 kenkoulab この「言葉」から カンを働かす 心に響いた一節をご紹介します。 剣を持って相向かう。緊張した一瞬、白羽がキラめいて、打ちこむ、はねる、とびすさる。目にもとまらぬ早わざである。 そこには理屈はない。相手の刃が右手から来た、だからこれを右にはねかえそう、な […]
2019年7月1日 / 最終更新日時 : 2019年6月30日 kenkoulab この「言葉」から 止めを刺す 心に響いた一節を紹介します。 昔はいわゆる止めを刺すのに、一つのきびしい心得と作法があったらしい。だから武士たちは、もう一息というところをいいかげんにし、心をゆるめ、止めを刺すのを怠って、その作法にのっとらないことを大変 […]
2019年6月24日 / 最終更新日時 : 2019年6月23日 kenkoulab この「言葉」から 善かれと思って 心に響いた一節を紹介します。 善かれと思って、はからったことが、善かれと思ったようにはならなくて、思いもかけぬ反対の結果を生みだすことが、しばしばある。思いが足りないのか、はからいが足りないのか、それにはいろいろ原因があ […]
2019年6月17日 / 最終更新日時 : 2019年6月9日 kenkoulab この「言葉」から 眼前の小利 一匹狂えば千匹狂うというが、これは何も、馬だけにかぎったことではない。人間でも、一人がちょっとした心得ちがいをしたならば、それにひきずられてまた多くの人が道を誤る。ことに、それが利欲にかかわった問題となると、とかく人の判 […]
2019年6月10日 / 最終更新日時 : 2019年6月9日 kenkoulab この「言葉」から 判断と実行と 心に響いた一節を紹介します。 どんな仕事でも、仕事をやるからには判断が先立つ。判断を誤れば、せっかくの労も実を結ばないことになろう。 しかし、おたがいに神さまではないのだから、(中略)せいぜいが六〇パーセントというところ […]
2019年6月3日 / 最終更新日時 : 2019年6月2日 kenkoulab この「本」から 風が吹けば 心に響いた一節を紹介します。 風が吹けば波が立つ。波が立てば船も揺れる。揺れるよりも揺れないほうがよいけれど、風が強く波が大きければ、何万トンの船でも、ちょっとも揺れないわけにはゆくまい。これを強いて止めようとすれば、か […]
2019年5月27日 / 最終更新日時 : 2019年5月19日 kenkoulab この「言葉」から 命を下す 心に響いた一節を紹介します。 自分がこうしたいと思うことを人に命じて、その命のままに自在に人が動くということは、事を運ぶうえにおいて、きわめて大事なことであるけれど、命になれて、いつの間にか命がなければ人が動かないという […]