何があっても避けたい感情を自覚する

心に響いた一節を紹介します。
肝に銘じておくべきは、「次に何をするか」という判断を下す時、人間の脳は最初に、その行動が「快楽」につながるか「苦痛」につながるかを評価するということだ。
あなたの脳は絶えず物事を処理し、重要度を計り、自分の優先順位に基づいて、どのような代替案があるかを考えている。(中略)「苦痛」のレベルは、私たちの判断に影響を及ぼす。
あなたにとって、何があっても回避したい感情・状態とは何だろう。(中略)
拒絶 怒り 失望 孤独 憂うつ 屈辱 罪悪感
いずれもできれば味わいたくない感情ばかりである。こうした感情は苦痛以外の何ものでもないが、それでもやはり、どの感情を最も避けたいか、順位がつけられるだろう。あなたはどの感情をより回避したいと思うだろうか。拒絶か、憂うつか、屈辱か?
この質問に対する答えが、多くの場合あなたの行動を決定する。(後略)
アンソニー・ロビンズの心を磨く アンソニー・ロビンズ
いやなことは様々ある。日々直面しているといってもいいだろう。それを自覚して行動に移す。自覚していれば納得も得られるというもの。そうしたことが起こったときに、自身の心に沸き起こる感情を確認する。
最善でないかもしれないが、今までよりはよりよい判断ができるのではなかろうか。