「価値観の対立」を放置しない

心に響いた一節を紹介します。
例えばあなたの最も大切にしたい感情・状態が「成功」で、最も避けたい感情・状態が「拒絶」だとしたら、人生にどのような問題が生じるか、予想できるだろうか。
私に言えることは、長期的に見れば「拒絶」による苦しみを経験することなしに、「成功」の喜びは手に入らないということだ。
人生で最大級の成功を収めたいなら、拒絶されるリスクにも備える必要がある。むしろ進んでそのリスクを取るべきではないか。(中略)
成功を手にする過程では、拒絶されることもある—あなたの脳はこれを本能的に知っていて、「拒絶された時に感じる苦痛以上のものはない」とあらかじめ判断を下してしまっている。
繰り返しになるが、人間は嫌なことを避けるためなら心地よさを求めるため以上のことをする。
だから「拒絶」されてまで「成功の喜び」を手に入れようとは思わない。そしてまだスタートも切らないうちに脳はあなたの行動を妨害しようとする。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
人間の脳はなんと優秀なのか。これが古代より生存競争に打ち勝つ、子孫を残すための術、自己防衛力、なのだろうか。脳が勝手に妨害をすることを理解し、受入れ、それでもなお「成功の喜び」得んがためリスクをとってゆくことができれば、拒絶されたときの心へのダメージ少なく、成功の果実を得る可能性が増えるというもの。自身の心に真剣に向き合うことなのだ。