「熱い思い」を現実化させる方法①「自己実現」に関する目標 その2~3
心に響いた一節を紹介します。
その2「どれだけ時間をかけるか」を決める
自己実現の目標リストができあがったら、その一つ一つを実現するために、どれだけ時間をかけるか決める。
その時、目標達成の方法は重要ではない。ただ、いつまでに達成するかという期限を決めるだけでいい。
目標とは、「締め切りのある夢」である。「期限」を設定するだけで、意識するしないにかかわらず、目標が現実味を帯びてくる。もし一年以内に実現させたいと思うなら、その項目の横に「1」と書き込む。二年なら「2」、五年なら「5」という具合である。
その3「最も重要な目標」を一つ選ぶ
一年以内に実現させたい実行実現に関する目標のうち、最も重要なものを一つ選ぶ。もし一年以内に実現できれば、自分で自分を誉めたくなるような、あるいは「投資したかいがあった」と感じられるような目標を選ぶこと。
なぜ、この目標を一年以内に実現させるのが、それほど重要なのか。その理由を(中略)書く。
その理由の中に、最後までやり抜くだけの根拠になるものがあるか。もしなければ、もっとましな目標を立てるか、もっとましな理由を考えること。
目標があるだけでも、やる気が起きるが、「なぜその目標を立てたか」という本当の理由がわかると、最後まで頑張り抜くだけの動機づけと原動力が生まれるのである。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
夢を単なる憧れで終わらせず、現実の「目標」へと昇華させるための具体的な手法を説いている。これは大谷翔平がWBCでリーダーとしてメンバーを鼓舞する時にも用いた言葉、「憧れるのはやめましょう」に通じる。
そして印象的なのは、手法よりも先に「期限」を設けるべきだという主張だ。時間を区切ることで、漠然とした願いに実体感を与え、脳を達成モードへと切り替える効果が期待できるだろう。また、一点突破で最優先事項を絞り込み、その「理由」を深掘りする工程もとても合理的である。真の動機を自覚することは、困難に直面した際の強力な原動力となるだろう。本質を突いた、極めて実践的なセルフマネジメントの方法である。

