「優先順位を入れ替える」と人はどう変わるのか
心に響いた一節を紹介します。
単に人々に自分の価値観を明確にさせるだけではなく、優先すべき感情・状態を意識的に選択、あるいは転換させたら、何が起きるのか。例えば「安全」が一番「冒険」が十五番という人はいたとして、一番と十五番を入れ替えてみるのだ。
つまり頭で考えるだけでなく、神経系においても「冒険」の優先順位を一番に置いたとしたら、どうなるか?その人の人生はどんなふうに変わるだろう。その変化は目を見張るものだろうか。些細なものだろうか。
答えは明らかだ。その人の考え方、感じ方はもちろん、行動が一変する。これ以上、徹底的な変化は他にないだろう。
(中略)今まで大嫌いだったものが大好きになる、あるいはその逆が起こるのである。
アンソニー・ロビンズの心を磨く アンソニー・ロビンズ
何気なく過ごしていると自然と思考が固まってしまい、その「枠」の中でしか物事を考えられないように感じる。そんなときは、ルーチンワークをあえて変えてみると思わぬ方法が見えたりする。それほど難しいことではない。朝の飲み物を変えたり、駅までの道を少し遠回りするだけでもいい。
その行動を変えるには、アンソニー・ロビンズ氏のように自分の優先順位を意識的に見つめ、変えてみることでできるというのは納得できる。凝り固まった部分を柔らかくするように、一度考えてみよう。