2019年2月11日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から 本領を生かす 心に響いた一節を紹介します。 完全無欠をのぞむのは、人間の一つの理想でもあり、また、ねがいでもある。(中略)だがしかし、人間に完全無欠ということが本来あるのであろうか。 松の木に桜の花を求めるのはムリ。牛に馬のいななきを […]
2019年2月4日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から 花のように 心に響いた一節を紹介します。 砂漠に見いだす清らかな泉は、旅行く人の喜びであり憩いであり、そして励ましである。荒涼たる山野に、毅然として咲き誇る一輪の花は、また旅人へのこよなき慰めとなり励ましとなる。(中略) おたがいに […]
2019年1月28日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から なぜ 心に響いた一節を紹介します。 こどもの心は素直である。だからわからぬことがあればすぐに問う。"なぜ"と。(中略) こどもの心には私心がない。とらわれがない。いいものはいいし、わるいものはわるい。だから思わぬものごとの本質 […]
2019年1月21日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から 日に三転す 心に響いた一節を紹介します。 この宇宙に存在するものは、すべて刻々に動いている。万物流転、きのうの姿は、もはやそのままではきょう存在しないし、一瞬一瞬をにその姿を変えつつある。いいかえれば、これはすなわち日に新たというこ […]
2019年1月14日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から 雨が降れば 心に響いた一節を紹介します。 雨が降れば傘をさす。傘がなければ風呂敷でもかぶる。それもなければぬれるしか仕方がない。 雨の日に傘がないのは、天気のときに油断して、その用意をしなかったからだ。雨にぬれて、はじめて傘の必要を […]
2019年1月7日 / 最終更新日時 : 2019年1月4日 kenkoulab この「言葉」から 人事をつくして 心に響いた一節を紹介します。 「人事をつくして天命を待つ」ということばがある。まことに味わい深いことばである。私心にとらわれることなく、人としてなしうるかぎりの力をつくして、そのうえで、静かに起こってくる事態を待つ。それ […]
2018年12月31日 / 最終更新日時 : 2018年12月30日 kenkoulab この「言葉」から 視野を広く 心に響いた一節を紹介します。 世の中は広い。その広い世の中を、狭い視野ですすめば行きづまる。人生は長い。その長い人生を、狭い視野で歩めば息が切れる。 (中略)十度の視野は十五度に。十五度の人は二十度に。 もっとも、百八十 […]
2018年12月24日 / 最終更新日時 : 2018年12月22日 kenkoulab この「言葉」から 日々是新 心に響いた一節をお伝えします。 年があらたまれば心もあらたまる。心もあらたまればおめでたい。正月だけがおめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。(中略) 年の始めは元日で、一日の始めは朝おきた […]
2018年12月21日 / 最終更新日時 : 2018年12月21日 kenkoulab この「本」から 生と死 心に響いた一節を紹介します。 人生とは、一日一日が、いわば死への旅路であると言えよう。生あるものがいつかは死に至るというのが自然の理法であるかぎり、ものみなすべて、この旅路に変更はない。ただ人間だけは、これが自然の理法で […]
2018年12月10日 / 最終更新日時 : 2018年11月23日 kenkoulab この「本」から 病を味わう 心に響いた一節を紹介します。 病気になってそれがなおって、なおって息災を喜ぶうちにまた病気になって、ともかくも一切病気なしの人生というものは、なかなか望みえない。軽重のちがいはあれ、人はその一生に何回か病の床に臥すのであ […]