感情との付き合い方「四つのパターン」④学習・利用

心に響いた一節を紹介します。
4 学習・利用—感情を味方につけ、人生に役立てる
すばらしい人生を送りたいなら、自分の感情を味方につけ、役立てていくこと。
感情から目をそむけたり、感じないふりをしたり、(中略)、感情なんかに意味はないんだと自分を欺いたりしてはいけない。反対に、感情に振り回されてもいけない。
感情とは「目的達成のためにとるべき行動とは何か」を示す“心の羅針盤”なのだ。この羅針盤の使いかたを知らないと、いつまでたっても感情の嵐に翻弄されるばかりだ。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
これまで感情を「やっかいなもの」「コントロールすべきもの」と考えがちであったが、「目的達成のための羅針盤」という表現にハッとした。感情から目をそむけるのではなく、その声に耳を傾け、自分の行動を導く羅針盤として活用すること。そうすることで、感情に振り回されることなく、むしろ自分を成長させる強力な味方、自分らしい人生を切り拓けるもの考えると、自然と期待が湧いてくる。