2020年6月29日 / 最終更新日時 : 2020年6月28日 kenkoulab この「本」から 己を知る 心に響いた一節を紹介します。戦いはまず敵を知ることからはじめよ、とはよくいわれることである。(中略)しかし、敵を知る前に、本当は、もっと大事なことがあるのではなかろうか。それはつまり、「己を知る」ということである。己をか […]
2019年11月4日 / 最終更新日時 : 2019年11月3日 kenkoulab この「本」から 懸命な思い 心に響いた一節を紹介します。 人生は坦々たる大道を行くが如し、という人もあれば、嶺あり谷あり起伏の連続、という人もある。いずれが真実か見る人によってそれはさまざまであろう。(中略) しかし、もしもこれを神のような立場から […]
2019年9月2日 / 最終更新日時 : 2019年9月1日 kenkoulab この「本」から 困っても困らない 心に響いた一節を紹介します。 ひろい世間である。長い人生である。その世間、その人生には、困難なこと、難儀なこと、苦しいこと、つらいこと、いろいろとある。程度の差こそあれだれにでもある。自分だけではない。 そんなときに、ど […]
2019年6月3日 / 最終更新日時 : 2019年6月2日 kenkoulab この「本」から 風が吹けば 心に響いた一節を紹介します。 風が吹けば波が立つ。波が立てば船も揺れる。揺れるよりも揺れないほうがよいけれど、風が強く波が大きければ、何万トンの船でも、ちょっとも揺れないわけにはゆくまい。これを強いて止めようとすれば、か […]
2018年12月21日 / 最終更新日時 : 2018年12月21日 kenkoulab この「本」から 生と死 心に響いた一節を紹介します。 人生とは、一日一日が、いわば死への旅路であると言えよう。生あるものがいつかは死に至るというのが自然の理法であるかぎり、ものみなすべて、この旅路に変更はない。ただ人間だけは、これが自然の理法で […]
2018年12月10日 / 最終更新日時 : 2018年11月23日 kenkoulab この「本」から 病を味わう 心に響いた一節を紹介します。 病気になってそれがなおって、なおって息災を喜ぶうちにまた病気になって、ともかくも一切病気なしの人生というものは、なかなか望みえない。軽重のちがいはあれ、人はその一生に何回か病の床に臥すのであ […]
2018年12月3日 / 最終更新日時 : 2018年11月23日 kenkoulab この「本」から 是非善悪以前 心に響いた一節を紹介します。 この大自然は、山あり川あり海ありだが、すべてはチャンと何ものかの力によって設営されている。そして、その中に住む生物は、鳥は鳥、犬は犬、人間は人間と、これまたいわば運命的に設定されてしまってい […]
2018年11月26日 / 最終更新日時 : 2018年11月23日 kenkoulab この「本」から 若葉の峠 心に響いた一節をご紹介します。 峠から峠に移る旅路かな―いつ聞いたのか、どこで読んだのか、もうすっかり忘れてしまったが、このことばだけは今も忘れずに、時折の感慨にフト頭をかすめてゆく。 一つの峠を越えてホッと息をついたら […]
2018年11月19日 / 最終更新日時 : 2018年10月28日 kenkoulab この「本」から 真剣勝負 心に響いた一節をご紹介します。 剣道で、面に小手、胴を着けて竹刀で試合をしている間は、いくら真剣にやっているようでも、まだまだ心にスキがある。打たれても死なないし、血も出ないからである。(中略)ましてや真剣勝負ともなれば […]
2018年11月12日 / 最終更新日時 : 2018年10月28日 kenkoulab この「本」から さまざま こころに響いた一節をご紹介します。 春は桜だけ、木は杉だけ、鳥はウグイスだけ。それはそれなりの風情があろうけれども、この日本の山野に、もしこれだけの種類しかなかったとしたら、とてもこの自然のゆたかさが生まれて来なかったで […]