多芸は無芸
心に響いた一節をご紹介します。
『一芸に秀でることで、「多芸は無芸」な競合に勝つことができるのです。世の中の多くの企業は「何でもできます」になっていますので、ここにはチャンスがあります。
一芸に秀でて「細く鋭い矢」を放つことで、「何でもできる」競合に勝てるのです。
それが範囲を絞って鋭く尖った「一寸法師の針」を持つ理由の一つでもあります。特に経営資源(ヒト・モノ・カネ)が少ないほど、「太い矢」ではなく「細く鋭い矢」を放つべきなのです。「尖る」の字は、小が大の上にある、と書きます。小さく絞ることで、大きい競合に勝てるのです。』
戦略ベーシックスBASiCS 佐藤義典著
中小企業こそ、尖った針を持って、戦うべきですね。矢ではなく、針を研ぎ澄ます。自信に繋がるフレーズでした。かく言う私も「尖った鋭い針を持った一寸法師」を意識して行きたいと思います。