的確な言葉選びを心掛ける

心に響いた一節を紹介します。

コミュニケーションによって期待通りの結果が得られなかった時は、自分の言葉の使いかたをよく吟味し、的確な言葉選びを心掛けてほしい。言葉に敏感になりすぎて、何も言えなくなっては困るが、気持ちを引き立てるような言葉選びをすることは重要である。
それなら、「否定的な感情は常に抑えるべきか」といえば、そうとも限らない。自分を変え、状況を変えるためには、時に怒りのパワーを借りなければならないこともある。(中略)人間の感情にはそれぞれにふさわしい場所があるのだ。
ここでは激しい否定的な感情については触れなかっただけで、決して否定的な感情を持ってはいけないということではない。(後略)
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ

よいコミュニケーションができなかったときは、相手を責めるのではなく、自分のコミュニケーションの取り方をまず振り返る。自分ばかり話過ぎてはいないか、相手の感情を慮ったか、会話がキャッチボールになっていたかなど気にしてみるとよいだろう。会話の間合いや、次の会話の引き出し方もそれによって違うし、使う言葉や態度も自然と変わるようになればしめたものだ。