失敗するから、「新しい知恵」が手に入る

心に響いた一節を紹介します。
「決断の力」を本当に利用するには、乗り越えるべき障害が一つある。それは決断を誤ったらどうしようという「恐怖感」を克服することである。
当たり前のことだが、絶対に誤った決断をしない人などを存在しない。誰でも、判断を誤ることがある。私も例外ではなく、知らないうちに何度も間違いを犯してきたし、これからも 常に正しい判断ができるとは思わない。
大切なのは、客観的に結果を見て柔軟に対応し、間違っていたら素直に非を認め、同じ過ちを繰り返さないことだ。
成功は、適切な判断のたまものである。適切な判断は経験のたまものであり、経験は間違った判断のたまものであることも少なくない。
(中略)失敗すれば、その原因をよく考え、よりよい人生を手に入れるための「新しい知恵」を手にできる。
また、自ら経験することも大切だが、よい手本を見つけることも非常に役に立つ。お金とのつき合い方のお手本、人間関係のお手本、健康管理のお手本、仕事のお手本と、興味のある分野ごとに「手本になる人」を見つけておくといい。(後略)
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
なんと心強い言葉のシャワーだろうか。間違った判断(失敗)→経験→適切な判断→成功のフローを改めて実感した。これは「じょうご(ファネル)」でも言い表せるのではないか。たくさんの失敗の先に成功がある。恐れない勇気を!