人生の目的が「請求書を払う」ことになっていないか
心に響いた一節を紹介します。
「トニー、どうしてそんなにいつも元気なんだい。それだけ一生懸命なら、成功して当たり前だよ。私にはそういう勢いがない。多分やる気が足りないんだな。怠け者なんだよ。」
こんな言葉をかけてくれる人は多いが、そんな時、私は決まってこう返すことにしている。
「怠け者なのではなく、目標がつまらないだけですよ」
すると、困ったような顔をされることが多い。
そこですかさず「元気の秘密は目標にある」ことを説明する。
毎朝起きると、(中略)私の気力は常に充実している。なぜなら私はワクワクするようなすごい目標のために頑張っているからだ。目標達成のために朝早くから夜遅くまで働き、的確な方法で道を切り拓き、私の力の及ぶ範囲で利用できるものはすべて利用する。
誰でもそうしたエネルギー問う使命感を持つことはできる。しかし、それは「より大きく人を鼓舞するような、やりがいのある目標」を立てた場合に限る。
「請求書を払う」ことが人生の目的になってしまっている人は多い。彼らは、なんとかやりくりして今日一日を無事に過ごせればいいと思っている。生活に追われ、人生をデザインする暇などない。そんな生活では、隠れた才能を引き出すことはできない。
自分の中に「無限の可能性」を見出す為には、限界に挑戦しなければ達成できないほど大きな目標を立て、正真正銘の潜在能力を引き出さなければならない。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
人生の目的がいつの間にか「請求書を払うこと」だけになっていないかと、鋭く問いかけられた気がする。元気が出ない理由を怠慢や根性不足に求めがちな私たちに対し、その原因は目標の小ささ、つまらなさにあるのだと示す視点はとても示唆に富んでいる。
目先の支払いや義務を果たすため(請求書)だけの毎日は、魂を摩耗させる。しかし、自分の限界に挑むような壮大な目標を掲げれば、それは強烈なエネルギーへと変換される。真の才能とは、自分を心から鼓舞する目標に出会った時にこそ引き出されるものだ。人生をただ「こなす」のではなく、自らデザインする勇気を持って一歩踏み出せばいいのだ。これで請求書とはお別れだ。

