“心の畑“にまいて大切に育てたい「感情の種」⑤決断力―「価値ある人生」をつくる源
心に響いた一節を紹介します。
「持続性のある価値」を生み出していくには、「決断力」が欠かせない。価値ある人生を歩もうとしている時には、混乱、難題、失望、幻滅にぶつかることがある。そんな時、決断は進むべき方向を示してくれる。
決断とは、「やり遂げなければならない」という意識のひらめきがあるか、ないかを示すものだ。(中略)何かをやり遂げたいと自分を駆り立てたとしても、実際の行動に移すのは難しい。しかし、決断力さえあれば難なくこなせるだろう。
決断は行動の源であり、行動は目的達成の礎である。決断力を持つとは、他の可能性は除外して、首尾一貫した、断固たる決意を固めることである。
達成感の連続の人生を送るか、それとも失望続きの人生で終わるかは、強い決断力が身についているか否かで決まる。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
「決断力」日々の迷いや停滞感を一気に吹き飛ばす力を持っている。「決断力」こそが人生を前へ押し出す原動力であるという言葉に、強く背中を押される思いがする。どんな困難も、まず「やる」と決めることで突破できるという視点は、勇気を奮い立たせてくれる。行動の出発点は決断であり、それを積み重ねれば達成感に満ちた未来が切り開けるという心強いメッセージだ。人は、実は、一日に3万回とも5万回ともいえる決断を下していると聞いたことがある。それぞれが小さな決断でも、それが自分を成長へ導く一歩になるのだ。

