十の「心の種」を毎日精神の畑にまく
心に響いた一節を紹介します。
以上紹介した十の「心の種」を毎日精神の畑にまいて、自分の人生がいまだかつてないほど生き生きと育っていくのを、その目で確かめてほしい。
(中略)「否定的な感情」(アクション・シグナル)を、「肯定的な感情」を育むきっかけとして利用することは、何よりも重要である。不愉快な時は、愛と思いやりが、恐怖を感じている時は感謝の気持ちが、精神状態の変化をもたらしてくれるというわけだ。
この章から皆さんに読み取ってほしいことは、「すべての感情を大切にするのが、いかに重要か」である。
さまざまな感情がもたらす学びの瞬間を楽しもう。否定的な感情を、決して自分の敵だと思わないでほしい。そういう感情は、「変化が必要なこと」をあなたに伝えようとしているだけなのだ。
今日から二~三週間は、あらゆる感情から学ぶことを楽しもう。いつまでも万華鏡のように多彩な感情の変化を経験できるだろう。怖がらずに、ジェットコースターに乗ったつもりで楽しんでほしい。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
感情は善悪ではない。すべて人生を豊かにする「資源」とみる視点を教えてくれた。否定的な感情でさえ、変化の合図であるとして尊重すると愛、感謝に変ってゆく。日々心に種をまくように感情と向き合えば、世界の見え方は確実に変わる。万華鏡のように移ろう感情の中に身を置くこと自体が、成長の喜びなのだ。さあ、ジェットコースターに乗ろうではないか!

