目的と手段をはき違えない
心に響いた一節を紹介します。
自分にとって大切なものとは、「価値」があるものだとも言えるだろう。
このあなたにとって大切な「価値あるもの」には、「目的」と「手段」の二種類がある。「あなたが最も価値を置くもの、大切にしているものは何ですか」と聞かれれば、多分あなたは「愛、家族、お金・・・・・・・」と答えるだろう。もちろん愛は、あなたの最終「目的」ではある。言い換えれば、あなたが望む精神状態である。逆に、家族とお金は単なる「手段」としての価値でしかない。言い換えれば、あなたが心から望んでいる精神状態を実現するための一つの方法に過ぎない。(中略)つまりあなたが本当に大切にしているもの—あなたが追いかけている目標—は、「愛と安心と幸福」なのだ。お金についても、同じように(中略)「自由、影響力、人の役に立つこと、安心」と答えるだろう。要するにお金は、より重要な価値、つまり「人生において、常にそうありたいと願っている精神状態」を実現するための「手段」に過ぎないのである。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
お金があっても満ち足りない人は多い。自分にとって何が大切か、最近よく考える。健康でいられること、笑顔でいられること、好きなことをしていられること。ここに幸せを感じ、今を生きる。人は必ずだれしも最後を迎える。その時の時間の長さは、なかなか変えることは難しいが、その濃度は自分で調整ができそうだ。濃い人生を送ろう。