百害あって一利なしのルールに縛られていないか
心に響いた一節を紹介します。
人間関係や、愛情関係だけにとどまらず、成功、安全、知性など不適当なルールで定義してしまっている人は多い。
仕事も遊びも、人生のすべては、この判事・陪審員システムに牛耳られている。
重要なのは、私たちは生きている限り、自分で決めた「ルール」に基づいて反応の仕方をコントロールされているということだ。もうお分かりのことと思うが、こうしたルールは全く恣意的に決められている。
「ルール」はこれまでに積み重ねてきた「経験のコラージュ」によって出来上がったものだ。
そして、あなたが今使っているルールは、本当にこれからの自分にふさわしいものなのか、過去には役に立ったものの、今では「百害あって一利なし」のルールにしがみついていないだろうか。子どもの頃からの不適切なルールを引きずっていないだろうか。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
自分自身腑に落ちない考えを持つことがある。本当はこうすればよかった、ああしておけばよかった。その時の判断(ルール)によって、今がある。すべてその判断が間違っていたとは言えないが正しくない判断も、少しは混ざっているはずだ。
本当にこれからの自分にふさわしいかどうか、過去の経験だけに縛られていないか。自問して不適切なルールを払拭していゆこう。またそれにはこれまでしたことのない経験がものをいうだろう。