脳の中の“参照ファイル”を有効活用するには

心に響いた一節を紹介します。
(行動をとるときに)どの「経験値」を使うかを決めているものは何か。
明らかにその時の精神状態が、どのファイル—つまり、脳の中に保存してあるうちのどの記憶、感情、感覚、興奮—を選ぶかに決定的な影響を与える。
たとえば恐怖心にとらわれている時は、過去の恐怖の感覚と結びついた経験だけが頭に浮かび、負の連鎖に陥ってしまう。(「恐怖心」が「恐怖の参照データ」につながり、恐怖を倍増させる)。
誰かに傷つけられたと感じている時は、その人に傷つけられた時のファイルを開き、経験を再認識することが多い。その人が優しかった時の事を思い出して、気持ちを切り替えられない。精神状態こそが、この「経験値」を有効活用できるか否かの鍵を握っているということだ。
(中略)信念を決定づけるものは、経験値そのものではなく、それを私たちがどう解釈し、どうまとめるかなのである。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
様々な経験をし、経験値を積んでいることは紛れもなく大切なこと。自身の信念の形成はその「経験値」をどうとらえ、つなげていくことができるか。ただそれ自体にも正解はなく、失敗や成功、すなわち経験を繰り返して形づくられるのではないかと考え及んだ。