果敢な「決断」の前に運命は動く
心に響いた一節を紹介します。
(前段略)「人生を根底から大変革させる力」とは何か。その答えは だいたい見当がつくと思う。それは決断する力だ。
人生で起こることはすべて、喜びも苦しみもすべて、自分の決断に端を発している。
決断した瞬間にあなたの運命は決まる。
今決断したことが今日の気分を支配すると同時に、未来のあなたの姿を決めるのだ。
過去十年を振り返って「あの時、ああしていれば、今とは全く違う人生を送っていただろう」と思う瞬間はないだろうか。
たとえば、就職を決めた時、反対に就職の話を断った時はどうだろう。結婚を決めた人もいれば、離婚した人もいるだろう。一冊の本、一回のセミナーで、その後の人生が大きく変わることもある。
(中略)住宅に投資するか、事業に投資するか。健康のために運動を始めよう。忙しいから運動を諦めよう。禁煙しよう。郊外に引っ越そう。世界一周の旅に出よう。
こんな過去の決断の一つ一つが、現在あなたにどのような影響を与えているだろう。
過去十年を振り返って、悲観したり、イライラしたり、絶望したり、不当な扱いを受けたと憤ったりしたことはあっただろうか。もちろん私もそういう感情を全て経験してきた。
そういう感情にとらわれた時、あなたは何か行動を起こす決断をしただろうか。限界に挑戦しようとしたか。それとも、ただあきらめてしまったか。
運命を決定づけるのは「周りの環境」ではなく、「各自の決断」だと、私は心の底から信じている。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
今の自分の不満足は、周りの環境によるのではなく、全て自分の決断の結果でであると。ではその決断の力はどう備えればいいのか、速さか?深さか?リカバリーか?10年後の自分を変えるのは、今からでも遅くはないようだ。