あなたの脳は“無意識の領域”に操られている
心に響いた一節を紹介します。
考えたこともないかもしれないが、人間の脳は「決断を下すためのシステム」をすでに持っている。
このシステムは、刻々と私たちの「思考、行動、感情」を一定の方向へと推し進め、あなたの価値判断をコントロールしている。そして、その大部分は「無意識の領域」に属する。
恐ろしいのは、このシステムを自分の手で設定したことがない人が大半だということだ。実は、知らないうちに、(中略)環境によって、 システムが勝手に設定されてしまっているのだ。
このシステムは (1)核となる信念、(2)人生の価値観、(3)参考とする経験、(4)いつも自分にしている質問、(5)心の状態の五つに分けられる。
この五つの要素の相乗効果によって、行動を起こす、起こさないが決まる。また、将来が楽しみか、それとも不安か、愛されていると感じるか、それとも拒絶されていると感じるか、どれだけ人生を楽しみ、幸福と感じられるかをも左右する。
幸運なことに、意識して決断すれば、システムの設定を書き換えることは可能だ。(後略)
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
無意識のうちに、人生でも重要な「決断」を、するかしないか、どうしていくのか 決めていた(無意識なので決められていた)とは。無意識を「意識的」に変える。そんなことがこの本を読めばわかるようだ。楽しみだ。