「達成するだけの価値」がある目的に“苦痛”はつきもの
変化を生み出す第一歩は、「苦痛と快感」が人間の「行動」に大きな力を及ぼしていると認識することだ。考え、言葉、イメージ、音楽はそれぞれに、快感なり苦痛なりと様々につながっていると理解しておくこと。
どういう行動を身につけるかを決める時に問題になるのは、多くの場合、ついつい目先の苦痛や快感に気を取られてしまうことだ。
ところが、成功するために重要なことは、一時の苦痛を乗り越え長期的な喜びを手にすることなのだ。
達成するだけの価値がある目的は、一時的な苦痛を克服しないと実現できない場合が多い。 健康な身体になりたければ、一時的な苦痛をものともせず運動して体を鍛えなければならない。運動は続けているうちに、どんどん楽しくなってくる。(中略)一時的な苦痛を克服するという点では、仕事、人間関係、信頼、運動、お金のやりくりでも同じだ。 どうやって一時的な苦痛をこらえ、目標達成に向けて動き出せばいいのか。
まずは「苦痛に負けない」と決断すること。一時的な苦痛に負けない決断をするのはさほど難しくないが、できれば苦痛に反応しないように自分を条件づけしたい。(以下略)
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
やはりそうか。成功の裏には必ず苦痛がつきまとう。苦痛に反応しないとはいったいどういうことか。苦痛を見ないようにすることか、あえて楽しむことか、この先にある答えが気になる。