最高の理想を追うのに遠慮はいらない
心に響いた一節を紹介します。
私たちの人生はまるで磁石に引っ張られるように「価値観」に導かれていく。その力は常に眼前にあって、私たちの人生の行方を決め、「最終到着地」へと道案内している。それは個人だけでなく、企業、組織、国家にも当てはまることだ。
アメリカという国が「建国の父」たちに大切にしていた価値観によって作られたことは明白だ。自由、平等、共同体の意識、勤勉、個人主義、挑戦、競争、困難を克服した人々への敬意。こうした価値観が、アメリカ人の生きざまと国の運命を形作っている。(中略)
もし、国家としての価値観や文化的背景が違っていたら、アメリカという国は今とは全く違った国になっていたのだろうか?その通り。もし「建国の父」たちが“安定”や“服従”に価値を置いていたなら、アメリカは、全く違う顔を持った国になっていたはずだ。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
価値観が自身の人生を形作る。価値観があるかないか、価値観に気づいているかどうか、今一度あたらめて考えてみるのはよいことだ。思い描いた価値観を胸に、一歩一歩歩みを進めることができる。様々な判断を要するときでも、それがあればいとも簡単に自分にとっての最善の決断が下せるものだ。