サービスする心

心に響いた一節を紹介します。
与え与えられるのが、この世の理法である。すなわち、自分の持てるものを他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるのである。これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもので、こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。(中略)
サービスのいい社会は、みんなが多く与え合っている社会で、だからみんなが身も心もゆたかになる。
おたがいに繁栄の社会を生み出すために、自分の持てるもので、精いっぱいのサービスをしあいたものである。
道をひらく
松下幸之助

「ギブアンドテイク」の考え方は、社会を明るくする。しかし、実践してみると「ギブギブギブギブギブ(ギブ5回)アンドテイク(1回)」ぐらいが実感である。それでもいい。むしろそれくらいがちょうどいい。自分のもている能力で、サービスをし合おう。していこう。

この「言葉」から

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