“心の畑“にまいて大切に育てたい「感情の種」①愛と思いやり—“否定的感情”の解毒剤

心に響いた一節を紹介します。
心の畑には、まくべき「十の感情」の種がある。自分の理想とする感情に焦点を当てながら、この種を大切に育てれば、「人生の可能性」が最大限に引き出され、今よりはるかに次元の高い人生を送れるはずだ。そして、今までの否定的な感情の“特効薬”として効力を発揮してくれるだろう。

①愛と思いやり—“否定的感情”の解毒剤
常に愛情にあふれる人と一緒にいると、否定的感情は解消される。あなたに対して腹を立てている人にも、愛情を持って接することができる。
それには(中略)「すべてのコミュニケーションは、愛情のこもった回答か、助けを求める叫びのどちらかである」という素晴らしい考え方を身につけなければならない。
傷ついている人や、怒ってる人と相対する時は、常に愛情と思いやりを持って接すれば、相手の心の状態も変わるし、感情の高まりも治まるだろう。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ

愛と思いやりが「否定的感情の解毒剤」であるという言葉に深く共感した。怒りや悲しみの裏には、誰かが助けを求めているサインが隠れているのだと思うと、心の向け方が優しく変わる。愛情をもって接することで、自分自身も癒され、心の畑が豊かに耕されていく感覚を覚える。これからまかれる残り九つの「感情の種」には、さらに自分の人生を輝かせる力が秘められているに違いない。その一つひとつに出会えることが、今からとても楽しみである。