「人生の豊かさ」を味わえる人、味わえない人

心に響いた一節を紹介します。
人生の「本当の豊かさ」を経験することに集中力、判断力を振り向けるために、十分に知的で柔軟で、創造的な自分でいると決める―それが人生の「究極のルール」と言えるだろう。(中略)
「成功」や「幸せ」「愛」を実感するために不可欠な出来事は何かということを、どのように定義するかである。たとえば「幸せ」を自分の最優先事項にしたとしよう。しかし、もし「幸せのルール」が「すべて予定通りに進むこと」だったとしたら、いつも幸せでいることは難しいと、私は断言する。
人生には変化がつきものだ。だから私たちもこの「ルール」を臨機応変に適応させ、育てていかなければならない。あなたの感情の快・不快を左右する、自分が普段意識していない信条や考えを理解することは極めて重要なことなのである。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
進化論で有名なダーウィンの言葉に「唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」がある。強い恐竜が現代に生き残っていないのはその証拠でもある。短い人間の一生にも変化は絶え間なく起こっている。一つの「ルール」に縛られない適応力を身に着けるため、無意識の信条や考えに目を向ける。その目の向け方を探ってみよう。