「想像力」という「脚」が確信というテーブルを支えている

心に響いた一節を紹介します。
参照データは、実際の経験だけとは限らない。想像の産物も、その一部になる。ロジャー・バニスターというイギリスの陸上選手がいた。彼が記録を打ち立てるまで、人間が一マイル(約一.六 km )を四分以内で走ることは物理的に不可能だと考えられていた。
しかし、彼はそれが可能であることを確信していた。一マイルを四分以内で走り、その壁を壊した瞬間の音や雰囲気を繰り返し想像し、やがて成功を確信するのに十分な参照データを得られたのだ。
その確信は、他の人々が抱いていた、「実現は不可能だ」という確信に負けず劣らず確固としたものがあった。
人間の「想像力」は、「意志の力」の十倍も多くの可能性を秘めている。バニスターは、「想像力」と言う脚で「確信」というテーブルを支え、人類史上、未曾有の結果を出した。
自由な想像力は、前例という限界をはるかに凌駕する確信とビジョンを私たちにもたらしてくれる。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
何とありがたい。参照データは「経験」だけではないなんて!「想像」もまた「参照データ」になるなんて!これなら家にいる時、電車に乗っている時、ご飯を食べている時、お風呂に入っている時、寝ている時、これでまたさらに進化することができる。さあ「想像力」を膨らまそう。