想像力を豊かにする“自分への投資”
心に響いた一節を紹介します。
もちろん、経験や記憶という宝物がどっさり詰まった宝箱を活用することで手に入る「人生の豊かさ」を発見するために、自分から独房に閉じこもる必要はない。
そして、宝箱を満杯にするために、豊かな文学、小説、神話、詩、音楽の世界を探索しよう。読書もよし、映画や DVD を見るのもよし、 CD を聴くのもよし、セミナーに参加するのもよし、人と話をするのもよし。そうやって新しいアイデアを仕入れること。その中のどれが自分の人生を根底から変えてくれるか、誰にもわからない。
素晴らしい本を読むと、あなた自身が著書と同じような考え方をするようになる。(中略)
彼らが考えるように考え、彼らが感じるように感じ、彼らと同じように想像力を働かせるようになる。それらはあなたの血肉となる。それが文学、優れた演劇、音楽の力である。そのようにして、私たちは人生の糧となるデータを拡張できるのだ。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
「自分の宝箱」そう考えると楽しい。本や映画や人との会話という宝石の原石が、やがてかけがえのない宝石に生まれ変わってゆく。今までより慎重に、まるで宝石の鑑定士のように、触れて、感じ、考え、自分の血肉となってゆくその過程を楽しむのもまたいい。