その“愚かな習慣”をいつまで続けるのか
心に響いた一節を紹介します。
人は、「自分はこういう人間だ」という考えと一致した行動を取る。その見解が正しくても、間違っていても関係ない。なぜなら、人間は一貫性を極めて重視するからだ。
生涯を通じて、人は「一貫性の欠如」と多くの「苦しみ」を、そして「一貫性」と「快感」とを結びつけるように習慣づけられる。
(中略)一貫性のある明確なアイデンティティに則って生きていくことで得られる見返りは大きい。そういう人は「信頼できる、誠実、落ち着いている、真面目、知的、頼りがいがある、合理的、忠実」と評される。こういうレッテルを貼られるのは大歓迎だ。
このように一貫性のある生き方をすることは、必然的に「苦痛」を退け「快感」を得ることにつながっていくのだ。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
自分が思いと一致した行動をとる生き物が人であれば、その思いを変えてゆけばいい。自分はどんな人か、どんな人になりたいか、なりたい自分を想像して常にそれを思い描く。すると必然的にその想像上の人物に近づいてゆく。なんと素晴らしい!その考えが、一貫性を生み、またそれが信頼につながるループを生み出す。
やってみて損なことはひとつもない。