人生を自在に操る方法②「今すぐ」変化を起こすための“理由”を見つける

心に響いた一節を紹介します。
自分を変えたいと思っているのに、最初の一歩が踏み出せずにいる人がなんと多いことか。だが、変われるかどうかは、その人の「能力の問題」ではなく、「意欲の問題」なのだ。
今、この瞬間に変化を起こすには、「変わらずにはいられない」という強い緊迫感を作り出すしかない。
しかし、多くの人は、相反する感情や思考の狭間で身動きがとれなくなっている。「タバコのせいでガンになるのはいやだ。でも禁煙してもがんになるかもしれないのに、タバコの快感をあきらめることなないんじゃないか・・・・・」といった具合だ。
どうすればこの矛盾を解決できるのか。一つの方法は、「苦痛の限界」を経験することだ。痛くて痛くてもう我慢できなくなれば、脳は「こんな思いはもうたくさんだ。あと一日、いや一秒だって我慢できない」と悲鳴を上げ、その場で変わろうとする。(中略)
健康についても同じで、自分の太った身体にもう一日も我慢できないと思った時に、初めて行動を起こすものだ。お気に入りのジーンズが入らないとか、階段を上がるときに股ずれするとか、贅肉が垂れ下がった自分の姿に嫌気がさしたとか、具体的な経験が引き金となるのだ。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
よかった。よかった。自分を変えるには「能力」はいらないと。よく、「○○がないから、できない」とあきらめてしまうものだが、もうそんな心配はいらない。「意欲」さえあればそれはできる。この意欲を持ちつづけることは、「能力」ではないかと思うが、それはさておき。意欲を持つことを意識しよう。