“現状”に甘んじてきた代償は何か?
心に響いた一節を紹介します。
自分のレバレッジ・ポイントを知るには、苦痛を喚起する質問をするといい。「変らなければ、どんな負担を強いられるか」
自分を変えたいと思う時、そのことでどんな代償を支払うことになるかばかりを心配する人が多いが、変わらなかった時の代償も考えてみてほしい。
「今変わらなければ、いったい人生で何を失うことになるのか。精神的、感情的、物理的、経済的に、過去にどのような代償を支払ってきたのか」
これまであなたが現状に甘んじてきたことの代償を激しい痛みとして感じられれば、これ以上、変化を先延ばしにすることができなくなる。
それでもまだ苦痛が足りないというなら、自分が変わらなければ家族や友人など、自分にとって大切な人たちに、どのような影響があるかを考えてみるといい。(中略)大切な人のためになら、できることがよくあるからだ。(中略)臨場感を持って思い浮かべて欲しい。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
「変わるリスク」と「変わらないリスク」現状に不満を漏らしている人の話を聞くことは多いが、いざそれを変えるというと、そういう人に限ってそれはそれで不安を口にする。完璧はないから、どっちにいっても不安は尽きない。ならば、「変わる」方を選んでみようではないか。今の不満を解消する糸口が見えてくる。