「適切な質問」が「黄金の答え」を引き出す

心に響いた一節を紹介します。
(前段略)あなたが今、手にしている人生とは、考え方、すなわち脳が物事をどう評価し、どのような意味づけをしてきたのかの「結果」にすぎない。
つまり、「自分の現実」を形作っているものを明らかにするためには、「自分はどのように考えているか」と問いかける必要があるのだ。
めざましい成果を生み出し、成功を手にできる人がいる一方、恵まれた環境にありながら、不平不満ばかりの人生を送る人がいる。
そこで私は「私の人生が他の人の人生と違っているのはなぜか」と考えた。私がたどり着いた答えは、「経験したことをどう解釈し、評価するか」の違いであるというものだった。私はいくつかの質問を考えた。
どのように評価すればいいのか。
そもそも評価とは何なのか。
今私は評価しようとしているのか。
わたくしはいったいいま何をしようとしているのか。
このように自問しているうちに、考えるということは、自分に問いかけ、それに答えるプロセスに他ならないことが、次第にはっきりしてきた。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
自分への問いを改めて考えてみる。起こった現実に向き合うことであり、それを解釈し、次につなげる。よいことも、またよくないことも。自問は自己を成長させる素晴らしいツールであった。電車の中、シャワーやお風呂の最中、寝る前のひととき、ほんの少しの時間でいい、静かに自問することをしてみよう。