人間関係、年収……すべては「自分への質問」しだい

心に響いた一節を紹介します。
どういう質問をするかで、人の性格さえも違ってくる。たとえば、いつも憂うつな人は、いつも気分が滅入るような自問を繰り返しているものだ。これでは、感動的な経験はなかなかできないだろう。しかしこういう人でも一瞬で感じ方を変えられる。
質問の仕方を変えればいいのである。
落ち込むのは、世の中がいかにいやになるような質問を自分に投げかけているからだ。(中略)脳は律儀に答えを返してくることを忘れないでほしい。「どうしようもない質問」をすれば、「どうしようもない答え」が返ってくるのだ。
つまり、「どうしてうまくいかないんだ」という問いを投げかけられると、正しい答えなどない場合でも、脳は「あんたが馬鹿だからだよ」とか、「それだけの器量がないからだよ」とか、なんとか答えをでっち上げて返そうとするのだ。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
脳はそれほどよくできているのか。ならば、その脳の特性を理解して、高性能(高性脳かもしれない)の上を行こうじゃないか。所詮、自分の身体の一部でしかない。そんな身体の一部にすべてを、また人生を支配されることはないから。