質問の三つの効果①「焦点の当て方」を変える

心に響いた一節を紹介します。
「なんでこんなに気が滅入るんだろう」とか、「どうしてみんなに嫌われるのかしら」といった質問を投げかけているうちは、とてもではないが前向きには生きられない。
現状を打破するためには、「幸せで、人から好かれる人になるためには、どこを変えればいいのか」と考えなければいけない。最初は、あなたの脳も「どうしようもないですよ」と答えるかもしれないが、信念と期待をもって問い続ければ、やがてはあなたにふさわしい答えを返してくれるだろう。
「私は幸せだ、私は幸せだ、私は幸せだ」と言い続けること(中略)、効果的に気分を変えることは難しい。本当に気分を変えてくれるのは質問である。「今、私はどんなことを幸せと感じているのか。自分がそうしたいと思えば、幸せになれるのか。どうすれば幸せになれるのか。」
絶えずこう問いかけていれば、自分を幸せな気持ちにしてくれるものだけを見て、自分は本当に幸せなのだと確信できる。
このように、質問によって意識の焦点の当て方が変われば、一瞬で自分の感じ方を変えられるのだ。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
意識の焦点を変える。またすごい話だ。そもそも、意識を当てている焦点があることを理解している人も少ないだろう。口をついて出てくるのは、ネガティブな言葉ばかりという人も少なからずいるだろう。自分への「良い問いかけ」、そして継続してそれをすることで、幸せの確信を得よう。