自分の人生を望み通りにデザインする秘訣

心に響いた一節を紹介します。
つい最近、道端で三万五千ドルの現金の入ったカバンを見つけた人の話を聞いた。彼はすぐに持ち主を探し出し、カバンを返した。誰もが彼の話を聞きたかったが、「お金を持ち主に返すという当然のことをしたまでだから」と、(後略)
実は、そのお金は 六十八歳の女性の命に関わるお金だった。にもかかわらず、彼はそれを自分の手柄にしようとはしなかった。正しいことをして、それを自分の手柄だと主張するのは見苦しい行為だということを、彼は自分の参照データから学んでいたからである。
彼は、気まぐれでそのような行動を取ったわけではない。ただ、「そうするべきではない」という確信があっただけなのだ。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
まさに今日、これに近しい体験をした。昨日から行方不明になっていた84歳の老婆を無事家族の元へ届けることができた。身なりや、いで立ちから何か変だなと思い「お困りではないですか?」と声をかけた。聞けば「甥っ子とはぐれた」という。交番に連れてゆき事なきを得た。私にも「見過ごすべきではない」という確信が、声をかけるという行為に至ったのだ。今日は都内でも真夏日の予想、大事に至らずに本当に良かった。