「快感」と「苦痛」の原則ーこれが人生の”究極の原動力”になる

心に響いた一節を紹介します。
人生を「なりゆきまかせ」生きないために
意識する、しないにかかわらず、人間が行動を起こす時、そこには必ず何らかの「理由」が存在する。この「理由」が、人間関係からお金のやりくり、健康、精神状態まで、人生のあらゆる面に影響を及ぼしている。
そして、一生を通じて、あなたを行動に駆り立てる「理由」—それは「苦痛」と「快感」だ。人間が行動するのは、苦痛から逃れるためか、快感を得るためのどちらかでである。
「自分の人生を変えたい」という人は多いが、「変わりたいのに変われない自分」(中略)は少なくない。

しかし、変われない本当の「理由」は、「原因」には手をつけず、「結果」ばかりを見て対処療法を施しているからだ。
たとえば、自分の人生を変えるために必要な、「やらなければならないこと」を先延ばしにしてしまうのは、なぜだろう。
その理由は簡単だ。「このまま先延ばしにするほうが、今行動起こすよりも楽だから」だ。とはいうものの、先延ばしにしすぎて、「とにかくやっつけて、おしまいにしたい」という衝動に駆られたことはないだろうか。それはある時点で、苦痛と快感が入れ替わったからだ。やらずに放っておく方が、今行動を起こすより苦痛になったのだ。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
行動に結びつくのは「苦痛」と「快感」とは!いずれも動物の本能ではないか。動物と同じとは、驚きと同時に納得である。この続きはどうなるのか。これ以外の要素があるのか、はたまたこの2つの要素しかないのか。我々はそれをどのように捉え、行動に結びつけるのか。