「うれしくて有頂天」になることを心に思い描く

心に響いた一節を紹介します。
今すぐ憂鬱な気分になると言われれば、いつでもなれる。昔の嫌な経験を思い出すだけで十分だ。誰にでもイヤな思い出はある。気持ちを集中させ、その場面を思い描けば、その時の感覚がすぐによみがえってくる
(中略)嫌な思い出となると頼んでもいないのに繰り返し頭の中に浮かんできたりする。顔を見たくないような相手、仕事の失敗や転職の失敗を何度も頭の中で反芻することに何か意味があるのだろうか。
また、まだ起こってもいないことを、ああでもない、こうでもないと悩んだりするのも、全くナンセンスだ。
もちろん“忘我の境地”に達することも、同じようにいとも簡単にできる。うれしくて、有頂天になった時のことを思い出し、気持ちを集中させる。その時、あなたはどう感じていただろうか。その感覚をもう一度、ありありと思い起こすことができれば、それで十分だ。
その興奮と、「まだ起こっていないこと」に心を集中させれば、将来のことを考えただけで心が踊るだろう。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
「うれしくて有頂天になったこと」あれと、これと、あれ。(嬉)だれにでも一つや二つはあるでしょう。そんな体験を常にストックしておいて、その引き出しを好きな時に自在に出し入れする。感情をコントロールするとは、このような感覚なのかな。
高校生の時、行きたくて行きたくて、夢に見たそして指折り数えた北海道旅行。そのフェリーの接岸の光景のわくわく感。35年以上たった今でも確かに楽しい気分になりました。