こうあって欲しくないことに気を取られない

心に響いた一節を紹介します。
予定通りに会議を始めようとしたが、決められた時間に来ないやつがいる。その時、どう感じるか、そこに焦点を当てているかで変わってくる。
「あいつは会議なんかどうでもいいんだな」と思うか、「きっと、忙しくてテンテコ舞いしているんだな」と思うかで、心証は全く違ってくる。
「どういう料簡だ!」と腹を立てていたら、実は、(中略)どうしても確認が必要な点があったからだとわかって、「なんだ、そうだったのか」ということもある。
このように、「何に焦点を当てるか」で、人の感じ方も変わる。だから、あまり結論を急がず、何が大切かをよく見極める必要がある。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
普段の生活でも様々なことが起こる。その時に、一歩引いて、一呼吸おいて、考えることを身につけたい。それには、たくさんの経験も必要だろう。そのためにいろいろな人と話し、いろいろな体験をし、いろいろな情報に触れる。現象だけをとらえるのではなく原因や経過を考えると、別な考えも浮かんでくる。深みのある人間に一歩近づけると思う。