レーシングスクールで私が学んだこと

心に響いた一節を紹介します。
焦点の合わせ方によって、現実は良くも悪くもなるし、感じ方にも影響与える。
私の大好きなにカーレースを例にとって、考えてみよう。
レーシングカーを運転するときの“基本中の基本”は、自分が進もうとしている方向に神経を集中させ、怖いと思ったものに気を取られないことである。
車が横滑りして制御不能になった時、初心者は目の前の壁に目を奪われてしまう。そして、そのままでいると、間違いなく壁に突っ込むことになる。
しかし恐怖心に打ち勝って、自分を信じ、「自分の行きたい方向」に神経を集中させると、自然とそちらに進むように体が動き、危機を脱することができるのだ。
だが、恐怖のとりこになってしまうと、そのチャンスはないに等しい。生徒は異口同音に質問する「それでも、壁に突っ込みそうになったら、どうするんですか」
答えはこうだ。
「自分が行きたい方向に神経を集中すれば、助かる可能性は高くなる」
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
ものの見方、その時の視点をどこに置くか。困った時ほど、周りを見渡す心の余裕が欲しい。人ごみ(混乱)にのまれたとき、周りより一段高くなれれば、その行く先を難なく見つけることができる。足元一段高くなるのが、これまで読んだ「本」なのだそうだ。行きたい方向に神経を集中できるのも、経験を積むことで難なくできると思う。いい本を読もう、いい経験を積もう。