自分の「魂」に恥じない生き方を!

心に響いた一節を紹介します。
私は、人生のあらゆる側面を正しく理解する力を伸ばしたいと、常に思っている。そのため、ユニークな経験ができることはないかと、いつも探し求めている。
数年前、私はベルビュー病院の遺体安置所を訪問することにした。というのも、精神科の責任者を務めていた友人のフレッド・コーバン先生に、命を理解するには死を理解しなければならないと言われたからだ。
(中略)最初の引き出しの死体袋のファスナーを開けられた瞬間、全身を悪寒が走った。目の前にいるこの「人」からは空虚感しか覚えなかった。(中略)
次々と引き出しが開けられるたびに、私は何度も同じ感覚に襲われた。そこには誰もいない肉体があるが、人がいない。死が訪れると、生きている時と体重は変わらないが、その人の本質(それがどのようなものであれ)は、そこにはない。
肉体が人なのではない。
進むにつれて確信は深まった。ここにないものは、目に見えず、重さのないアイデンティティ、生命の本質、つまり魂だった。
生きている間も、私たちは「肉体が自分ではない」ことを肝に銘じておかなければならないと思った。私たちは自分の過去でもなく、その瞬間の行動でもない。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
先日受講した研修で、同じような学びを得ることがあった。死とは何か。生命の本質とは。肉体とはその魂がそこにある形でしかない。そして自分と何か。考えれば考えるほど、深い沼の中に入っていくような感覚を覚えたが、そうした考えを巡らせるのも大切なことである。また一つ知ることができた。