危険な信念の3パターン

心に響いた一節を紹介します。
人に無力感を与え、人生すべてを破滅に追い込む可能性のある危険な信念のパターンを三つ挙げ、それぞれを永続性、波及性、自責性と名づけている。
永続性—この問題は永久に続く(中略)
波及性—自分の人生は何もかもうまくいかない(中略)
自責性—すべては“自分の落ち度”である(中略)
否定な考えは何が何でも避けること。忘れないでほしい。たとえどんなに心を毒する思い込みであっても、あなたがそれを信じている限り、脳はそれに意義を唱えることなく働き、外界からの情報を選別し、常にその考えの「根拠」を探し求めるのだ。
アンソニー・ロビンスの自分を磨く アンソニー・ロビンス
「永続性」では、成功者はどんな問題にぶつかっても、「これは一時のことだ」と考えるが、失敗する人は「こんなことがずっと続くのか」と考え、「波及性」では成功者はたった一つの問題が人生を左右するとは考えないが、悲観する人はたった一度の失敗だけで「自分の人生は失敗だらけだ」と結論づける。「自責性」では、失敗を「乗り越えるべき障害」と考えず「自分の落ち度」などと考える。
「失敗」なくして「成功」なし。すべての「成功」は「失敗」から生まれる。「失敗」を多くすれば「成功」も大きくなる。「失敗」も角度を変えてみると「成功」の一部なのだ。「失敗」は、一時的なもの、ここだけもの、乗り越えるべきものと脳に言い聞かせよう。うまくいく、きっとうまくいく、ぜったいうまくいく!!!