脳は「実体験」と「想像」違いが

心に響いた一節を紹介します。
いったん信念が形成されてしまうと、それを「紛れもない事実」として受け入れ、疑念さえ抱かなくなるから怖い。否定的な信念が形成されれば、当然、否定的な結果が出てくることになる。
逆に“想像”することで証拠をつくり上げ、自分の夢を実現させるような信念を作ることも可能だ。実体験と同じぐらい印象深い経験を想像すればいいのだ。
人間の脳は「実体験」と「想像」違いがわからない。感情に強く訴える想像を何度も繰り返せば、まだ実際に起こっていないことでも、人間の脳は「実際の体験」として認識する。
(中略)成功者は例外なく、「自分の成功を確信する」能力がずば抜けている。「成功する」根拠が何もなくても、成功体験を繰り返しイメージし、次々と不可能を可能にしてゆくのだ。
アンソニー・ロビンスの自分を磨く アンソニー・ロビンス
人間の脳は、この世のどのスーパーコンピューターよりも性能が上と聞いたことがあったが、実は意外と単純なのだった。ましてや「実体験」と「想像」違いがわからないとなればなおさらである。
朝、起きるときに、「今日を過去最高の一日にする」歩くときに「できる、できる、できる」と想像し、つぶやいててみよう。不思議と力が湧いてきて、不安な気持ちがなかったかのようにどこかにいってしまう。そして本当に「過去最高の一日」になり、結果を残せているのだ。達成を前祝する「予祝」もその一つであり、一年後の成功していることを先にお祝いしてしまう。これは結構面白い。誰でも、いつでもできる成功を想像して、明るい一日を過ごしてゆこう。