日本式「カイゼン」で人生を再構築した
心に響いた一節を紹介します。
「成功して幸福になるには常に人生の質を高め成長し続けることだ」という信念ほど重要なものはない。
日本ではこの原則がよく理解されている。日本企業で頻繁に使われる言葉に「カイゼン」がある「カイゼン」とは「常に質を高め続ける」と言う意味で(中略)つまり日本人は四六時中、もっと成長する方法は無いかと模索し続けているのだ。
また「カイゼン」には、「少しずつ改良していく」と言う意味もある。毎日少しずつでもいいから改良を積み重ねていけば長期的にはそれが積み重なって、想像を超えるような変化となる。残念なことに、英語には、この日本語の「改善」にあたる言葉は存在しない。
この「カイゼン」と言う概念が日本の企業文化に与えた影響を考えると、私自身が人生を再構築できたのも、この「カイゼン」のとおかげと思わずにはいられない。
常に自分に磨きをかけ、より質の高い人生を目指すこと、それに合わせて日夜改良を続ける決断が、私の人生を成功へと成功と幸福へと導いてくれたのだ。
アンソニー・ロビンスの自分を磨く アンソニー・ロビンス
なんと、日本の「カイゼン」は日本固有のものであった。灯台下暗しとはこのことである。そしてこの偉大な著者の人生再構築の礎にもなっていたのはさらなる驚きであった。少しずつでもいいのだ、一歩でも半歩でも、前に進めば成長へつながってゆく。そしてそれが成長へつなげる一歩であることを意識することが重要であることを教えられた。