問答無用で「意識のギアチェンジ」をする方法

心に響いた一節を紹介します。
心や身体の状態を変えるには、いろいろな方法があり、どれも簡単にできることばかりだ。呼吸法を変えれば、生理状態を変えられる。意識の「焦点」の当て方を変えれば、ものの見方も変わる。
暗い顔をしていても悲観的に考えていても、いいことは何もない。今すぐ気分が浮き立つような考えにシフトすること。人生を素晴らしいものに変えるための方法はいくらでもある。それを使いこなせば、人生はアートになる。
ところが、切り替える方法を数えるほどしか知らない人は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜更かし、(中略)に陥ってしまう。このような状態は決して望ましいものではなく、心の状態をコントロールし、行動を変えていかなければ、悲観的な結末を迎えることも少なくない。
「やらなければならないこと」があるのにやる気が起きないのは、適切な心身の状態にないからだ。(中略)
恐怖や不安を感じている状態でダイエットをしても、効果は期待できない。成功するには、“やる気満々の状態”にしなければならない。また仕事を首尾よく運ぶには、自分は知性的で論理的、聡明であるという自信が必要になる。そして「心身の状態」が切り替わっただけで、それまでできなかったことが急にできるようになったりするのだ。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
憂鬱な気分で物事にとりかっかっても、いい結果は得られない。得られる機会が少ない。まさにその通り。最初に心、身体の状態を整え、やる気、ガソリン満タンの状態にしておくこと。その術を知っておくと、成功の確率は高まり、「人生はアート」になる。目を瞑り、呼吸に意識を向け、心身を整えることから始めてみよう。禅の境地も同じなのかもしれない。