“マイナス感情”を前向きに生かす六つのステップ③「感情からのメッセージ」にもっと耳を澄ます

心に響いた一節を紹介します。
何らかの感情がこみ上げてきたら、その感情に秘められたメッセージに関心を持つこと。
たとえば、もし寂しさを感じたなら、
「友だちがたくさんいるのに寂しいと思うのは、なぜだろうか。(中略)この寂しさは、もっと積極的に、いろいろな人とつき合いなさいというメッセージなのかもしれない」
と考えてみるべきだ。
感情について自らに問いかける時は、次の四つの質問が役に立つ。
・自分が本当に感じたいのはどういう感情か
・今までと同じように感じるには何を信じればいいのか
・今の状況に対応し、問題を解決して行くにはどうすればいいのか
・この状況から何を学ぶことができるのか

自分の感情に対して好奇心が湧いてくれば、感情の持つ重要な特質を学べるだろう。
アンソニー・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ

感情との向き合い方が変わるきっかけになった。これまで漠然と抱えていた寂しさや不安も、実は未来をより良くするための大切なメッセージだったのだ。
特に「自分が本当に感じたいのはどういう感情か」という問いかけは、自己理解を深める上で非常にパワフルだと感じた。感情に隠されたメッセージに好奇心を持つことで、私たちは自分の内なる声に耳を傾け、それを成長の糧にできる。感情は私たちを動かす原動力であり、この視点を持つことで、どんな感情もポジティブな変化へと繋げられるはずだ。