視野を広く

心に響いた一節を紹介します。

世の中は広い。その広い世の中を、狭い視野ですすめば行きづまる。人生は長い。その長い人生を、狭い視野で歩めば息が切れる。
(中略)十度の視野は十五度に。十五度の人は二十度に。
もっとも、百八十度までひろげてみても、それでようやく、ものごとの半面がわかっただけだから、ほんとうは、グルリと三百六十度を見渡さなければならない。それが、真の融通無碍、つまり解脱というものではなかろうか。
(中略)視野を広く。どんなに広げても広げすぎることはない。おたがいの繁栄と平和と幸福のために、だれもが、広い視野を持つように心がけたいものである。
道をひらく 松下幸之助

広い視野は大切です。同じ道でも違う通り道を発見できたり、その先の危険も察知できたりします。どのように視野を広げるか、本を読むのもいい、他人の意見に耳を傾けるのもいい、違うお店で買い物するのもいい、見知らぬ街に旅にでるのもいい。
そういえば、しばらく旅にでていなかったことを思いだしました。
視野を広げに行きますか。しばらくぶりに。

この「言葉」から

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