2019年9月9日 / 最終更新日時 : 2019年9月1日 kenkoulab この「言葉」から 世間というもの 心に響いた一節を紹介します 世間というものは、きびしくもあるし、また暖かくもある。(中略) いい加減な仕事をやっていいかげんにすごすことも、時には見のがされてすぎてしまうこともある。つまりひろい世間には、それだけの包容力 […]
2019年8月26日 / 最終更新日時 : 2019年8月18日 kenkoulab この「言葉」から 岐路にたちつつ 心に響いた一節を紹介します。 動物園の動物は、食べる不安は何もない。他の動物から危害を加えられる心配も何もない。決まった時間に、いろいろと栄養ある食べ物が与えられ、保護されたオリの中でねそべり、アクビをし、ゆうゆうたるも […]
2019年8月19日 / 最終更新日時 : 2019年8月18日 kenkoulab この「言葉」から 時を待つ心 心に響いた一節を紹介します。 何ごとをなすにも時というものがある。時―それは人間の力を超えた目に見えない大自然の力である。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。冬が来れ […]
2019年8月12日 / 最終更新日時 : 2019年8月3日 kenkoulab この「言葉」から 心配またよし こころに響いた一節を紹介します。 何の心配もなく、何の憂いもなく、何の恐れもないということになれば、この世の中はまことに安泰、きわめて結構なことであるが、実際はそうは問屋が卸さない。人生つねに何かの心配があり、憂いがあり […]
2019年8月5日 / 最終更新日時 : 2019年8月3日 kenkoulab この「言葉」から 思い悩む 心に響いた一節を紹介します。 悩みもすれば憂いもする。迷いもする。わからん、わからん、どうにも判断がつかん、どうにも決心がつかん、そんなことが日常しばしば起こってくる。(中略) わからなければ、人に聞くことである。己のカ […]
2019年7月29日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 根気よく 心に響いた一節を紹介します。 どんなによいことでも、一挙に事がなるということはまずあり得ない。また一挙に事を決するということを行えば、必ずどこかにムリを生じてくる。すべて事は、一歩一歩成就するということが望ましいのである […]
2019年7月22日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 自問自答 心に響いた一節を紹介します。 自分のしたことを、他の人人が評価する。ほめられる場合もあろうし、けなされる場合もある。(中略) だがしかし、やっぱり大事なことは、他人の評価もさることながら、まず自分で自分を評価するというこ […]
2019年7月15日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 kenkoulab この「言葉」から 世の宝 心に響いた一節を紹介します。 明智左馬之介光春が、堀監物に城を完全に包囲され、今はこれまでと観念したとき、城内にあった数々の秘蔵の名器を場外におろし出し、「あたら灰となすに忍びぬ品々、貴公の手を経て世にお戻しいたしたい。 […]
2019年7月8日 / 最終更新日時 : 2019年7月7日 kenkoulab この「言葉」から カンを働かす 心に響いた一節をご紹介します。 剣を持って相向かう。緊張した一瞬、白羽がキラめいて、打ちこむ、はねる、とびすさる。目にもとまらぬ早わざである。 そこには理屈はない。相手の刃が右手から来た、だからこれを右にはねかえそう、な […]
2019年7月1日 / 最終更新日時 : 2019年6月30日 kenkoulab この「言葉」から 止めを刺す 心に響いた一節を紹介します。 昔はいわゆる止めを刺すのに、一つのきびしい心得と作法があったらしい。だから武士たちは、もう一息というところをいいかげんにし、心をゆるめ、止めを刺すのを怠って、その作法にのっとらないことを大変 […]