「自分で自分を」気持ちよくさせるには
心に響く一節を紹介します。
人間はいつも苦痛を排除し、少しでも心地よくなるための戦略を練っている。とはいうものの、その中のどれひとつとして、絶対的なものはない。
だからこそ、いつでも、どこでも、気持ち良くなれる方法をいくつも用意しておかなければならない。
ところで、「自分で自分を気持ちよくさせる方法」をあなたは知っているだろうか。
おかしな質問に聞こえるかもしれないが、真剣に考えてみてほしい。
一瞬で気持ちよくなれる、具体的で効果的な方法を身につけているだろうか。しかも、食べ物やアルコール、麻薬、タバコなどの習慣性のあるものに頼らない方法でなければならない。
もちろん、いくつかはあると思うがそれをもっと増やしてほしい。まず、すでにいくつか実践している方法があれば、それを書き出しておこう。そして、まだ試したことはないけれど自分の心や体の状態を良い方向に変えてくれそうなものを書き加えておく。
少なくとも十五個思いつくまで、あきらめないで頑張ること。理想を言えば二十五個は欲しいところだ。このリストづくりは、チャンスがあれば何度か繰り返し行なってほしい。最終的な目標は100個だ。(中略)
大切なことは、自分が気持ちよくなる方法のリストをどんどん充実させること。そして自己破壊に繋がるような方法には見向きもしないことである。
もし、「苦しみ」と「有害な習慣」を結びつける一方で、「喜び」と結びついた行動をどんどん増やしていけば、喜びにあふれる人生が手に入る
毎日欠かさず、自分が気持ちよくなる事を考えよう。ただ漠然とそうなることを願うのではなく、自分自身の手で“最高の気分”を実現させよう。
アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ
「自分で自分を気持ちよく」やはり心の持ちようだ。どういう状態にあっても、気持ちよくなる術を身に着けておけば、自分にとっていやなことも取るに足らないことになる。
瞑想、深呼吸、ストレッチ、シャワー、マッサージ、いい景色、波の音、森のにおい、山の景色、夕焼け、星空、好きなアップテンポの音楽、昼寝、散歩、親しい人との会話、読書、・・・100個にはまだまだ道のりは長い。