プロの自覚
プロとは、その道をわが職業としている専門家のことである。職業専門家とは、つまりその道において、一人前にメシが食えるということである。いいかえれば、いかなる職業であれ、その道において他人様からお金をいただくということは、すでにプロになったということである。アマチュアではない。(中略)
甘えてはいられない。学校を出て会社や官庁にはいる。はいれば月給がもらえる。月給をもらうということは、いいかえればその道において自立したということであり、つまりはプロの仲間入りをしたということである。もはやアマチュアではない。そうとすれば、芸能界やスポーツ界の人びとと同じく、またプロとしてのきびしい自覚と自己練磨が必要となってくるはずだからである。
おたがいにプロとしての自覚があるかどうか。
道をひらく 松下幸之助
毎日の仕事の中で、「プロ」を意識する。私は・・・の「プロ」なのだ。声に出していってみる。すべての仕事が光り輝いて見えてくるではないか。「プロ」であれば、その仕事がもっと良くなるような工夫を考える事が出来る。自分を磨いていくことができる。意識一つで、自分が輝いていける。