身につまされる

心に響いた一節を紹介します。
一つのことを聞いても、一つのことを見ても、我が身につまされる思いがあったなら、その見たり聞いたりしたことが、そくそくと我が身に迫ってきて、いろいろさまざまの感慨が生み出されていく。
身につまされてもらい泣きというけれど、つまり人の世の喜びも悲しみも、その味わいも、身につまされた思いの中で、無限に深まりゆくのである。(中略)
人間にとって、人生を歩む上において、身につまされるということがやはり大事である。
そしてこれは何も今個人の心情のことだけではない。身につまされる思いで、お互いのまわりを、もう一度よく見まわしたい。おたがいのこの国の日本のことも、わが身につまされる思いで、もう一度よくよく考えてみたい。反省してみたい。
道をひらく 松下幸之助
出来事を自分の身において、はたと考えてみる。身につまされる感慨がまた更に自分を高めるという。そして、周りが高まってゆくという。周りに意識を向ける、神経を集中させないとこれはできない続かない。こうして、また高まってゆく自分を想像してみるのもよいものだ。

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