教えなければ

心に響いた一節を紹介します。
人間はえらいものである。たいしたものである。(中略)しかしそのえらい人間も、生まれ落ちたままに放っておいて、人間としての何の導きも与えなかったならば、やはり野獣に等しい暮らししかできないかもしれない。
古来、どんなにすぐれた賢者でも、その幼いころには、やはり父母や先輩の教えを受け、導きを受けてきた。その上に立っての賢者であって、これらの教え導きがなかったら、せっかくの賢者の素質も泥に埋もれたままであったろう。
(中略)教えるということは、後輩に対する先輩の、人間としての大事なつとめなのである。(中略)
教えることに、もっと熱意を持ちたい。そして教えられることに、もっと謙虚でありたい。教えずしては、何ものも生まれてはこないのである。
道をひらく 松下幸之助
今日食べるだけのものがあり、寒さ暑さをしのげる服と、住まいがあったら次に何が重要であろうか。私は「教育」であると思う。教育があれば、将来の夢も開ける。自身の可能性の扉を開くことができるのだ。また、知識や経験は教えられるものばかりでなく、人に教えることによって本当にそれが自分のものとなる。
教える意識をもって学びに行こう。

この「言葉」から

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